iPhoneで長文を書くベストプラクティス:私の場合

iphoneで長文を書く

iPhoneの能力は、月面に到達したアポロ計画の宇宙船に搭載されたコンピュータに勝る。そう、現代人は右手の中にとてつもないマシンをすっぽりと収めているのである。

これは少々大仰な表現かもしれないけれど、スマホでできることは思いのほか多い。

もちろん、文章を書くことも例外ではない。

そこで、iPhoneでブログなり小説なりの長文を書く私なりのベストプラクティスについて書こうと思う。

ATOK

ATOK for iOS

iPhoneに標準で搭載されているIMEは、お世辞にも使いやすいとは言えない。というか、控えめに言ってお馬鹿さんである。誤タイプをそのまま学習して、ワケワカメな単語を予測変換にぶち込んでくるし、何よりも「文脈を察しろ、痴れ者‼」とどやしつけたくなるくらい、ピンポイントで変換候補を外してくる。

そこで、さっぱり解決する方法がATOKの導入である。

確かに有料だし、(-_- ) って顔になるのは分かる。ぐう分かる。

でもね、一度入れたが最後、デフォルトのアッチョンブリケなIMEには戻れないこと請けあいですよ、奥さん。

しかも、PC版ATOK passportと違って買い切り型だから、煩雑さも無い。これで買わない理由がない。

Googleキーボードの方がトレンディーな単語の変換に強い、とかのたまう声が聞こえた気がしたけれど、ATOKもできる子なんです。ちゃんとアプデして人名変換にも対応してくれる。

ATOK -日本語入力キーボード

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JUSTSYSTEMS CORPORATION¥1,720posted withアプリーチ

 

iテキスト

iテキスト アプリ

iOSプラットフォームのテキストエディタは、選ぶのに困惑するくらいたくさんある。いや、もうお腹いっぱいやて……ってギブアップしても、次々と登場する新作テキストエディタたち。

でもね、Macのテキストエディタであれやこれやと浮気した挙げ句、とどのつまりCoteditorに戻ってくるのと同じで、iOSではiテキストが一番使いやすい。

物書きのための執筆環境という謳い文句は、一ミリも間違ってない。シンプルだし、表示形式はヴァリエーション豊かだし、何よりも軽い。クラッシュすることもない。ATOKの矢印移動キーがちゃんと反応する(← ここ重要)

iライターズを使えば、縦書きだってできちゃう。
うん、もはや神。

私の場合、最近はScrivenerと一太郎を同時に使うことが多くなったので、小説を書くときはデスクトップを使うようにしている。iテキストは、もっぱらブログを書くために使っている。スキマ時間でも、本気出せば1記事くらい「あいよ、一丁あがり」のノリと勢いで書くことはできる。

iテキスト、iライターズともに、有料版と無料版があるけれど正直なところ違いはよく分からない。というか、それほどまでに無料版のクオリティーが高いのである。

とりあえず無料版で試してみて、あまりにも使い込みすぎて作者の方に申し訳ない気持ちが生じてきたら、潔く有料版に乗り換えればいいのでは。

iテキスト

iテキスト

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iライターズLite

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言葉のお助けツール

辞書by物書堂

こんな言葉あったはずだけど、咄嗟に出てこない……
この言葉浮かんだはいいけど、どういう文脈で使うんだったっけ?
そういう悩める物書きのための便利ツール。いまやネット上には沢山の便利なツールがある。

中でも秀逸なのが、用例辞典。色んな著作やらWeb上の文章から用例を引っぱってあるので、ヴァリエーションが尾崎豊。小説の用例は読んでいるだけで、「へぇ〜 そんな使い方もあるのか」と唸ることもしばしば柴犬。

冗談はさておき、ホントに使い勝手いいので物書クラスタにはオススメ!

いちいちネットで調べるのが面倒だとかのたまうズボラな人には『辞書by物書堂』というアプリをお薦めしたい。気になったらすぐに調べられるし、ブックマークしておけば気になる言葉をストックできる。UIも洗練されていて、使いやすい。類語辞典と大辞林さえあれば、とりあえずは事足りるはず。

辞書 by 物書堂

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物書堂無料posted withアプリーチ

ブログの場合

ブログの場合、私はほとんどiPhoneを使って書く。不思議な話だけれど、ことブログを書くとなるとスマホの方が筆が進む。

PCだといちいち分からないことや、知らないことがあるとブラウザを開いてすぐに調べられる。なんだったら、左半分で書きながら右半分で調べることだってできる。

スマホだと、逐一アプリを切り替えるのが面倒だから、どうしても調べることは後回しになる。とりあえず文章を書くだけ書いてしまって、後から検索するというワークフロー。

かのスティーブン・キングが長編を書くときは、一切のリサーチ作業を後回しにするんだとか。キングは、とりあえず想像力の赴くままプロットも下書きもなしに、いきなり書き始める。そのまま勢いで最後まで書き上げて、それから町の名前やら、歴史的事実といったリサーチ作業をする。

では、書いている間はどうするのかと言うと、空欄にしておくか、何かテキトーな単語を放り込んでおくんだとか。

まぁ、これはスティーブン・キングが天才だから可能な所業だけど、ブログに関して言えばやろうと思えばできなくもない。何かしら記事を書こうと思ったら、すでに言いたいことや主張は頭の中にあるわけで、それを肉付けしたり補強するためにリサーチが必要になってくる。となれば、とりあえず頭の中にあるモヤモヤを全て吐き出してからリサーチすればいいんじゃなかろうか。人によって手癖はあると思うけど、私の場合はこの方が時間短縮できる。

小説の場合

小説の場合、私は縦書きじゃないと気持ち悪くて書けないのでもっぱら一太郎を使っている。したがって、基本的にデスクトップの前で作業することになるのだけれど、ごくたまにPCを開く時間すらないことがある。

そういう時は、iライターズの出番である。

一太郎で書いたテキストをコピペしてtxtファイルを作成し、そのファイルをiライターズで開く。

あとはひたすらに書き進めるだけである。多少間違っていたり、言い回しが気になってもとりあえず書く。修正はあとでPCを開いてやるくらいの勢いで、とにかく書く。

かのAppleのデザインと同じシステムで、とにかく膨らませるだけ膨らませて、後から削る。結果、余剰がそぎ落とされて後に残ったものは、エッセンスの詰まった核心部分となる。でもまぁ、小説の場合はメモ書きを参照しながら書くことが多いと思うので、あくまでも緊急手段的な弥縫策に過ぎないんだけれど。

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